ストーリー | 真・女神転生4 攻略の虎

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ストーリー

プロローグ

主人公である少年はある時、不思議な夢を見る。
夢は彼に啓示した。

「もはや汝の成す選択は汝の為のみに非ず。
世界を作るため、汝は歩まねばならぬのだ」…と。

夢から覚めた少年は、幼馴染とともにサムライを選出するという「ガントレットの儀式」へ向かう。そこで少年と同じくしてサムライに選ばれたのは、夢の中で出会った少年たちだった。

サムライとしての暮らしは故郷の村での暮らしとは大きく異なり、
少年の日常は非日常へと移り変わっていく。

マルチストーリー

主人公の選択が、物語を変える

主人公は、東のミカド国を守る任務のなかで、多くの事件に遭遇し、様々な存在と出会います。そして、神と悪魔の壮大な戦いを巻き込まれ、さまざまな局面で選択を強いられるのです。

東のミカド国

グレゴリ暦1492年。
カントーと呼ばれる緑豊かな大地に、東のミカド国はある。
アハズヤミカド王が治めており、王の居城であるミカド城を中心に建てられた城塞都市。
城下は高い城壁に区切られた町が広がっている。

ガントレットの儀式

東のミカド国では、18歳になった者たちが国中から集められる。
そして、「ガントレット」を起動させられるか試す儀式を行うしきたりがある。

ガントレット

サムライが見につける魔法の篭手。
東のミカド国の文明レベルには相応しくなく、なぜこれがこの国に存在しているのかは謎である。悪魔召喚プログラムなどの機能が備わっている。

サムライ衆

ガントレットの儀式によって選ばれた者たち。東のミカド国の民はガントレットに認められると宮仕えの身となり、ミカド城で暮らすことになる。
主な仕事は、秘密裏に悪魔退治を行い、東のミカド国を守ることである。

限られた者だけが知る悪魔の存在

東のミカド国の民は悪魔の存在を知らされておらず、サムライ衆は日々、悪魔の脅威から民を秘密裏に守っている。

身分格差

東のミカド国の民の間には明確な身分格差が存在している。
富を持ち、政治や知的労働を主とする上位階級「ラグジュアリーズ」。彼らは国の中心であるミカド城の城壁の内側で、豊かな暮らしをしている。
そして農作業や商売に従事する下位階級「カジュアリティーズ」。ラグジュアリーズは自らを支配階級としてカジュアリティーズを大いに軽視している。
だが、カジュアリティーズは家業を継ぐことが義務付けられており、生まれながらに生涯をカジュアリティーズとして過ごすことになる。
しかし、唯一「サムライ」に選ばれた場合のみ、特例としてカジュアリティーズからラグジュアリーズになることができるので、サムライにあこがれるカジュアリティーズも少なくない。

修道院

王による君主制をとる東のミカド国だが、実質的な国家運営は修道院が担っている。
修道院は基本的に、ミカド城内に設置された国家の研究機関。
国民の暮らしを向上させるべく様々な研究を行い、国民に新たな強要を与えている。
しかし、神の 名を用い、傲慢かつ強引なやりくちで東のミカド国を政治的に支配しているため、一部のサムライたちから反発の声が挙がっている。

Kの酒場

ミカド城内には、「Kの酒場」と呼ばれるサムライが集う施設がある。
黒板には正式な任務以外のクエスト「チャレンジクエスト」が掲示されている。
サムライたちは、任務の合間にチャレンジクエストを受注し、腕試しをしたり、賞金を稼いでいるようだ。

東京

東京は、悪魔がはびこる暗闇に支配された街と化している。
しかし悪魔にむしばまれた東京は、ある勢力によって悪魔と人との「共存」が図られている。それにより、人々の命は保証されているようだが…。

八部連合阿修羅会

六本木に本距離を構える巨大組織。
悪魔の脅威に曝された東京を支配する一大勢力である。
彼らは人々の命を守るため、悪魔との交渉の果てに荒廃した東京へ秩序をもたらした。
現在の東京は彼ら阿修羅会の支配下に置かれ、多くの者がその庇護のもとに暮らしている。悪魔の脅威から力なき人々を守る阿修羅会だが、彼らのやり方に賛同しない者には容赦ない制裁を加えるという。

ガイア教団

銀座に本拠地を構える組織。
人も悪魔も関係なく、力のある者こそが生き残るという適者生存の思想を掲げている。
それ故に、弱き者に門は開かず、過酷な試練を突破した実力者だけが入団を許される精鋭集団である。
悪魔と共存を図る阿修羅会のやり方に賛同せず、彼らと敵対関係にある。